すみれ組~わらべうた・文学・ルールのある遊び~

あそび2026年02月18日

 乳児では課業は行っていませんが、わらべうたやごろあわせ等は0歳児クラスから取り入れています。また、お話を聞くことが出来る様になってくると短い詩や文学を楽しめたり、少しずつルールのある遊びも行える様になっていきます。そこで、今回はすみれ組で日頃行っているわらべうた・文学・ルールのある遊び(今回はしっぽとり)をご紹介していこうと思います。

わらべうた

 0歳児から取り入れているわらべうた。わらべうたは沢山あり、音程があるものからないものまであります。歌を始めると大人の表情や口元をよく見て聞きに来てくれます。2歳児クラスになると歌を覚えて一緒に歌ってくれる姿も見られる様になりました。

季節に合わせながらわらべうたを歌ったり、子どもの発達に合わせて遊び方を変えたり・・・わらべうた一つとっても様々な遊び方があります。これから子ども達はどのように楽しんでいるのか、また大人はどのような事を大切にしながら歌っているのか等を見てもらえたらと思い、今回はすみれ組での最近よく歌っているわらべうたを紹介したいと思います!

♪てんやのおもち♪

てんやのおもち やらかいおもち あんこちょいとふんでしかられた 

 

お手玉や手の平を叩きながら歌います。子ども同士で手を叩き合いながら行う時もあります。最後に“いただきます”と言い食べる仕草をして“美味しいね”と共感し合う姿がとても可愛らしいですよ。

♪もぐらどんの♪

もぐらどんの おやどかね つちごろり まいったほい 「もぐらさんもぐらさんあさですよ おきてください」 

手と繋いで輪になり、中にはもぐら役の子が入ります。「あさですよおきてください」のセリフでもぐら役の子が起きて次のもぐら役の子を指名します。

人数が多いと時々輪が乱れることもありますが、輪になり歩くこと自体が難しいので、上手く出来なくても“楽しむ事”を大事にして繰り返し行っています。

♪じゃんこうじゃんこう♪

じゃんこうじゃんこういもじゃんこう いもがやけたらくいなんせ

お芋の歌で、お芋掘りがあった際に提供してみました。お芋掘りの季節が過ぎてもみんな好きで繰り返し楽しんでいます。繋がり遊びで、じゃんけんで勝ったら先頭、負けたら後ろへ並び肩を持ちながら歩きます。長い列が出来て最後にお芋を食べる仕草をすることもあります。じゃんけんを楽しむのと同時に友達同士で一緒に行えている事がとても嬉しそうですよ。

 この他にも数えきれないほど沢山のわらべうたがあります。歌を歌いながら友達と関わりを持つ機会を作り、意識せずとも自然と社会性を身につけていくことが出来るわらべうたをこれからも沢山取り入れていきたいと思います。

文学

 文学ではお話、詩、ことばあそび、絵本を通して言語能力、想像力、表現力を育てます。お話を聞く心地良さを知る事も出来ます。時には、子ども達で劇をしたりお話を楽しむ姿もあるのでご紹介します。

 毎月のお誕生会では大人からお話のプレゼントをしています。4月は短いお話から始めて、少しずつ長いお話も楽しんで聞けるようになりました。

 「ひーやふーやきつねのおうち」では積木やマグネットボードを使ってお家やリンゴ、梨の木を作りお話していました。

△のマグネットを3つ使ってきつねに〇と長細いマグネットを使って木におうちは…子どもの豊かな想像力でいろいろなきつねのおうちが出来ていました。

「はらっぱにきつねのおうち」というセリフから始まるお話で子どもたちの頭(心)の中には情景が映し出されていました。

 12月、すみれ組のお楽しみ会で大人が『3びきやぎのがらがらどん』の劇をしました。

小さいやぎのかわいい声、中くらいのやぎの元気な姿、大きいやぎのたくましさ、そしてトロルの不気味さを表現しました。

少し長いお話ですが、子どもたちはよく見て聞いていました。クラスの本棚にも『3びきやぎのがらがらどん』を置きページをめくりながらセリフを言う子もいます。

「やぎさん、かわいかったね」「トロル、こわかったよ」と子どもたちの会話が聞かれました。そして、子どもたちもお面をかぶって役になりきります!何回も劇遊びを経験することで声の大きさや迫力が増してきました。

 他にも『おおきなかぶ』は絵を見ながら登場人物がすらすらと出てきます。

「犬が孫をひっぱって孫がおばあさんをひっぱっておばあちゃんがおじいさんをひっぱっておじいさんがかぶをひっぱって」

「それでもかぶはぬけません」と言いながら首を振る姿は微笑ましく「うんとこしょ、どっこいしょ!」では力強くみんなで声を合わせて大合唱♫かぶを抜きたい気持ちが伝わってきます。 

 

 

しっぽとり

 

秋頃から始めたしっぽとり。

最初の頃はしっぽを取られて泣いていた子も、今ではすっかりルールが分かるようになりました。「しっぽとりしよう!」と子どもきっかけであそび始める事も増えています。

人気の鬼役は、鬼決めのわらべうた「いっぷっでっぷいもくいやまのぷいのぷいのぷい♪」に合わせて、大人が子どもの手を順に触って決めています。

 

鬼役のネコちゃんたちは「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」と数えてスタート!しっぽを付けたネズミちゃんたちを追いかけます。

走りながら手を伸ばして、揺れているしっぽを取ることも随分上手になりました。取ったしっぽを大人に渡しに来てくれる姿はとても誇らしそうです。

取られたネズミちゃん達も「がんばれー!」と、大人と一緒に他のネズミちゃん達を応援して楽しめています。

しっぽ取って嬉しい!、取られて悔しい…、最後まで逃げ切って嬉しい!そのような気持ちを遊びの中で経験しながら、ルールを守って遊ぶことの楽しさを学んでいます。