前回に引き続き睡眠についてです。年内最後の更新です。
ナース服もリニューアルして、はりきって行きたいと思います。
すいみんは十分にとっていますか? その2
 「子どもは早く寝る」わけではありませんし、「学校に行くころに
なると、自然と朝型の生活になる」わけでもありません。幼い時期の
生活リズムはその後のリズムに大きく影響します。
夜更かしの問題点として  1 睡眠時間の減少

             2 メラトニン分泌低下

             3 コルチコステロイド分泌パターンの変化

             4 生活習慣病
                                                              
                         があげられます。
      今回は、「1 睡眠時間の減少」についてまとめてみました。

 子どもも大人も通園や通勤があり、朝一定の時刻に起きなければいけない場合に
は、夜更かしが睡眠時間の減少に直結することは言うまでもありません。では、睡
眠時間が減るとどのような問題があるのでしょうか?
 成人で睡眠時間が少ない状態が続くと、
朝のインスリン分泌が悪くなり、血糖値
が上昇、交感神経系の活動が高まり、コルチコステロイドが夕方になっても減少し
にくくなり、ワクチン接種後の抗体価上昇が悪くなる
ことがわかりました。簡単に
言いますと、せっかく予防接種をしたのに、あまり効かなくなってしまうというこ
とです。他にもインスリン分泌値の低下と血糖値の上昇は糖尿病と関連しますし、
交感神経系の活動の高まりは高血圧を招き、コルチコステロイドの日内変動の変調
は肥満に関連する可能性があります。
 
 知的能力にも、睡眠時間は影響します。米国の研究では、10〜14歳時を対象
に、睡眠時間を5時間にしたときと11時間にしたときとで、認知能力を比較した
ところ、睡眠時間が少ないと能力が低下することが報告されました。さらに、一晩
4〜6時間の睡眠を2週間続けると、認知能力のレベルが二晩徹夜したのと同程度
まで低下することも、最近わかったそうです。

 寝不足ではイライラし、適切な判断ができなくなりがちであることは、経験的に
もおわかりいただけるのではないでしょうか?眠らないわけでなく、眠りを少なく
するだけで、これだけ様々な変調が身体に生じるのです。どうですか?自分の子ど
もの睡眠時間は足りていると思いますか?考えてみてください。

一昼夜に必要な睡眠時間

   1歳〜2歳  12時間30分〜14時間30分

   2歳〜5歳  12時間    〜12時間30分

   5歳〜7歳  11時間30分〜12時間
次回もお楽しみに!