すいみんについて色々とお話してきましたが、今回が
最後になります。見て頂いた方、ありがとうございました。
それでは、どうぞ!
睡眠は十分にとっていますか? その5
 日本学校保健会(2002年度版)の小中高生を対象にした調査で
は、夜更かしの理由について尋ねています。中学生、高校生で
は、「宿題や勉強で寝る時間が遅くなる」割合が4割前後あり
ましたが、小学生では「家族みんなの寝る時間が遅い」が回答
の約6割を占め、「なんとなく」という項目も4割を占めます。
最近ではインターネットやコンビニ、それに携帯電話も就寝時
刻に影響する重要な要素で、実際に男子の5.4%、女子の10
.6%が睡眠不足の理由として携帯電話をあげています。就寝
習慣が不規則だと、夜泣きの割合が高いという研究結果もあり
ます。
 指摘しておきたいのは、
「子どもたちは自分たちの睡眠時間
をコントロールできないということ」
です。子どもたちは無防
備です。大人たちは、自分たちの意思で睡眠時間を削りますが、
子どもたちは眠るのに極めて不適切で、劣悪な環境を甘受せざ
るを得ないのです。情報社会が急速に進行した、たかだかこの
20年で子どもたちの体が急激に変化して、夜更かしに適した
体に変わったわけではありません。子どもたちが眠るのに適し
た環境を用意しなくなった、あるいは奪ってしまったのです。
子どもたちが眠らなくさせられている現代社会という側面を強
調しておきます。
 
@ 毎朝しっかり朝日をあびよう。

A ご飯はしっかりよくかんで食べよう。
   (特に朝はきちんと食べて)

B 昼間はたっぷり運動しよう。

C お昼寝は3時過ぎには切り上げよう。

D 暗いお部屋でゆっくりおやすみなさい。

E まずは早起きをして、悪循環(夜更かし→朝寝坊
   →慢性の時差ぼけ→眠れない)を断ち切ろう。
 これらのこと(眠りと生体リズムの常識)を、それぞれ家庭の
事情のなかで、できる範囲で実践できるように、努力してみて
ください。
 最近、夜遅くまで(コンビになど)、子どもの姿を見かけるこ
とは、珍しく無くなりました。また、夜間に一人放置され、犯
罪に巻き込まれる子どもも少なくありません。大人が子どもを
守らずに、いったい誰が子どもたちを守るのでしょうか?改め
て強調します。
子どもの健やかな成長のために、眠ることので
きる環境を整えることは、大人が子どもたちに提供すべき義務
です。
是非、一人でも多くの方に、正しく理解していただきた
いと思います。
 睡眠の必要性を考えていただきたく、5回にわたりまとめてきま
した。ご意見・ご感想、お待ちしています。
 (下のメールボックスをクリックすると、メールソフトが起動
  します。)